熱海で起きた土砂災害における太陽光発電の関係性の整理
検証対象の情報
2021年7月3日に発生した熱海市伊豆山土石流災害における太陽光発電の関係性。
こちらは発生当初近くに太陽光発電所があるために関連生があるのではと言われた。
結論
静岡県の検証結果によると太陽光発電所の影響は記載されていない。
詳細
議事録関係リンク先
市役所のリンクアドレスがサイト更新に伴い変更されたので
第一回の検討(19p)で地下水に関しての可能性は検討されはした。長くなるが言及箇所をそのまま引用する。
それからBの太陽光のところはどうかというと、先ほどちょっとだけ水の浸透流解析 を見ましたけれど、ここからはあまり源頭部には来ていないことは確認できましたが、 次のページお願いします。これ見て頂いて、太陽光発電施設と盛土の源頭部のところの 位置関係がよくわかりますけれども、太陽光発電のところは左側に傾いていますので、 水の流れは左の渓流に入っていることになります。
その太陽光発電と、それから源頭部の盛土の間に降った雨は、逢初川に流れますが、 逢初川のところにちょっとした渓流がありますので、くぼんだ所がありますので、こち らの渓流に流れて源頭部には行かないということですので、この雨はあまり気にする必 要がないのかなと、ただし地下水はですね源頭部のところに来る可能性がありますので、 それはそれで評価は必要ですけども、この左側からくる量というのはそれほど気にしな くていいのではないだろうかというふうに思います。
太陽光発電所からの水の流れとしては表層に関してはほぼ向かわないと初めから判断された。
ただし、地下水の流れに関しては地形からは判断できないのでボーリング調査を行うことになった。
(要リンク再修正:急ぐ人は議事録関係リンク先からたどれます) 地下水の流れの調査結果から崩壊地点への大きな流れは二系統あることが分かったが太陽光発電所があるエリアは含まれていない。
その結果として最終報告では報告対象からも外されている。